歴史は勝者のなすがまま

最近のブログの内容をみると、本のことばかり書いてある。(漫画も本にいれてます。)
たまには、違うネタでも書かないと、本を紹介するブログと化してしまう。(笑)
そんなことを書いて、今週も本のこと。それも、かなり小難しい本の話。

先週買った本に、「犬たちの明治維新」というのがあるんです。
江戸から明治の時代の転換期に、犬の視線から書いてある本で、かなり面白いです。
日本人として、犬の名前を「ポチ」とつけていたのは、江戸時代からではないのかと、勝手に思っていたんですが、犬に「ポチ」猫に「タマ」と個々に名前をつけることって、明治になり西洋文化が日本に入ってからの習慣だったんですね。
それまで犬というのは、「里犬」と言って、村里に飼われていて、何匹も共同で飼育されていた、ということなんです。
まあ、ニワトリとかと同じ家畜の1つ、食用にもなっていたので、名前は無かったんです。
今放送している、吉田松陰の話で、松陰が横浜村からペリーの船に密航しようとした時、村犬に見つかって吠えられ、計画が頓挫した、という絶対大河ドラマじゃ映像化しないと思うような話がでてまして、いとおもしろし。
幕末ものって、さんざんやられていて、スッゲー嫌いなんですが、こういう裏話は好きなんです。
ペリーがジャパニーズ・ドックと言われている狆を手にいれて、アメリカに連れて帰る話とか、読みながら、こういう外側からみた明治維新をドラマにすれば、見方が変わって面白いんじゃないかと思うんですがね。

うへー タイトルの話を書く前に、こんなに書いてしまった。(汗)
そんな歴史本を読んでいるわけなんですが、今週買ってしまった本に、「網野善彦対談集」があるんです。
網野善彦という人は、日本の中世を研究していた人で、「無縁・公界・楽」という面白い(?)本を書いた人なんです。
こういう本を読んでいると、歴史と言われているものって、一握りの人たちの行動を書いているだけで、生き残った人が、後から自分の都合のいい解釈で変えられるものなのだ、ということです。
ただ、一部の人の歴史が全ての歴史ではなく、民俗学のように、名もなき民の歴史も見ないといけないんじゃないのと、思ってしまうんです。
いまさらながら。(笑)
そこからもっと面白い歴史が見えてくるんじゃないかな。


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