久しぶりに、文芸話

世の中には、順番というものがあります。
レジに並んでいるのに、知ってて横入りするオバちゃんとか、「24」をシーズン5から見るとか。
本を読むのでも、順番を守らないと、面白さが激減することがあります。

一昨年に翻訳ミステリ部門で、数々の賞を取った「その女アレックス」。
ピエール・ルメートルが、パリに起きた誘拐事件を書いた警察ミステリ。面白いんです。
しかし、この本は著者の2作目の本で、同じパリに起きた連続猟奇殺人事件を書いた「悲しみのイレーヌ」、こちらの方が最初の本なんです。
出版の順序は、2作目が先で、1作目が後になってしまいましたが、今から読みたいと思っているあなた!絶対1作目から読んでください。 m(__)m
どちらの本も、話は独立しているので、読めなくはないけど、主人公の背景が2作目から入ると、薄味になってしまうのです。
私は、たまたま両方持っていて、どちらも未読でしたので、危なく難を逃れました。(笑)

ただ、ストーリー自体が狂気じみた(っていうか、おかしいよこれ!)話なので、乾くるみファンの人にはきついかな。
「悲しみのイレーヌ」読んでいて、途中でなんとなく犯人が見えてきて、ちょっとだけ確認したいという欲望で、「その女アレックス」の8ページを見てしまって、非常に後悔しました。
絶対に1作目から読んで、読み終わるまで2作目は手を触れないように。(笑)


悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
文藝春秋
2015-10-09

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その女アレックス (文春文庫)
文藝春秋
2014-09-02
ピエール ルメートル

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