立ち読みでスマン。(ネタバレあり)

立ち読みしてきた雑誌のことで・・・

説明です。
「モーニング」という青年マンガ雑誌を読んでいるんです。購入はしてません。(すいません・・・)
掲載している「宇宙兄弟」と「GIANT KILLING」を読んでいるので、(この2つは単行本を買って読んでます。)続きが気になり雑誌の方もチェックしているんです。
今週号ではどちらも休載していたので、まあハッキリ言って残念!って気持ちだったのですが、カラーページのところで萩尾望都の読み切り「バス停まで」あったので、萩尾ファンとしては青年誌での連載ってどんなんだろう?と読んで見たのです。

ここからネタバレ書きます。(週刊誌だから・・・ まあ、いいか、か?)

久しぶりに、すげー切なくなるストーリーでした。「残酷な神が支配する」以来か、いやあれは後味の悪さという感じかな。
最初に男の人が廃屋に入ってきて物色していたので、なんとなく未来から過去に来た、もしくは過去の記憶に入っている、SF的なストーリーなのかなと思っていたのです。
その後庭に出て、持ってきた破片(?)を埋めたのち、新たな登場人物が出てきて2人の会話が始まりました。
この2人の会話が、萩尾望都の漫画らしく展開されて、上手いなぁと。
饒舌に突っ走る役と、それを事情を知って離れて受ける役との掛け合いは、「11人いる!」でもおなじみです。
会話が進んで行くうち、東日本大震災の話に触れてきて、えっ!っと思っていると、最初に登場した男から真実が説明され、物語は終わります。
読み終わって、あぁ・・・ まだまだ震災って終わってないんだなって、なんと言うか、切ない・・・ じゃない、悲壮とか苦渋とかじゃなく、心のかさぶたを剥がしたら、ちょっと血が滲んできてしまった、そんな感想を持ってしまったのです。

すごい大きな力に翻弄されてしまう人の弱さが胸に迫ってくるんです。
「七人の侍」より、もっと大きな力に抵抗できない農民、っていうのか、そういう背景を綺麗なタッチで、淡々と描かれているのが胸にこたえます。
までまだ終わっていない、そんなことを実感させられた漫画です。

いい話なんだけど、週刊誌の読み切りなので、残らない(?)のが非常に残念。

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